パンダの歯には自己修復機能が!

東方新報によると、中国科学院金属研究所、材料疲労・断裂実験室の劉増乾(Liu Zengqian)博士の研究チームはこのほど
パンダの歯に自己修復の機能が備わっていることを初めて発見したそうですゆるキャラ(キョロキョロ…発見!!) デコメ絵文字

ジャイアントパンダは、かつては肉食動物だったと言われ、長い進化の歴史を経て「菜食主義者」となりました。
その大きくて鋭く、頑丈な歯は竹を粉々にしてしまうほど。
この研究結果は、新しいバイオミメティクス(生物模倣)材料の開発などの研究に新たな進展を促すことでしょう。

人間の歯は親知らずを含めて全部で32本ですが、パンダの歯は生えそろうと42本もあります。
また、パンダの奥歯は人間の奥歯の7倍もの大きさがあり、扁平で幅の広いかたちをしているため、
頑丈な歯と強力なあごによって、硬い竹でも砕きながら食べることができるのです。(画像はカラパイアより)

http://karapaia.com/archives/52045273.html

「パンダ 竹 イラ...」の画像検索結果

自己修復を可能にしているのは、主に歯の高密度なエナメル質に豊富に含まれるミネラルの隙間と、巧妙な組織構造のためだそう。
 劉博士によると、パンダの歯のミネラル質は例えるならば樹木のように垂直で、
緊密に並んだ「木々」がエナメル質の「堅固な森林」を形成し、
ミネラル質でできた「木々」の間にある細かい隙間を有機物質が埋めている状態なのだとか木 デコメ絵文字木 デコメ絵文字木 デコメ絵文字
ミクロレベルでみると、エナメル質の変形や損傷、自動修復機能はこの小さな隙間の中で実現されていると説明するとのことです。

 研究チームは、パンダの歯に対する主な種類や形式、組織構造など特徴も解明しており、
今後はさらに性能面でのメカニズムの解明や、バイオミメティクス材料を精製するための計画を立てていくと言います。
 
 パンダは、1972年のニクソン、田中角栄の電撃訪問がきっかけで、いわゆる「パンダ外交」という、
世界中から孤立していた中国が、パンダという希少動物をネタにして、
何とか世界に振り向いてもらおうとする外交政策だったのです。
 当初、パンダは友好の証しとして世界各国に無償譲渡されていました

ところが、1981年に中国がワシントン条約に加盟したことを契機に無償譲渡は終わっってしまい、
現在はビジネスとして、世界中の動物園に共同研究や繁殖などを目的として有料で貸し出されています。
報道などにある通り、パンダのレンタル価格は2頭で年に約1億円と大変高額になっています。
また、中国以外の国で誕生した赤ちゃんパンダも、この協定により「満24カ月」で中国側に返還することになっているのです。
このように、パンダは日本が勝手にできない動物なので、日本で歯の研究などとてもさせてもらえないわけです。

人間の歯のごく表面が酸に侵されるとエナメル質の再石灰化が起こることは、知られていますが、
エナメル質には細胞が存在しないので再生することはありません。
一方でサメの歯は、抜けても次々に変わりが生えることは比較的知られていますね。 
一部のトカゲなどの生物は、体の一部分を失っても、見事に復元する能力を備えていますトカゲ デコメ絵文字
このような再生機能のある生き物は5種類ほどらしいです。
残念ながら私たち人間は、この分野では到底かなわず、せいぜい肝臓に再生能力が備わっている程度になります。

他の生き物で、歯も自動修復機能を持つものは心当たりがありません。
あくまでも中国の研究なので、日本は詳細を入手できにくいでしょうが、
日本国内の硬いものを主食とする他の動物からでも、同様の自動修復機能が発見されれば、
人間に応用できる人工材料の開発もあるかもしれません・・・。 デコメ絵文字

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